アパート経営は、物件の立地さえ良ければ、安定した収入が見込める事業です。自分で何か事業を行おうとするとき、プロとして通用する専門的な技能が必要です。商売にしろ、技術や専門知識にしろ、プロとして通用する技能は一朝一夕には身につくものではありません。経営のためのノウハウも簡単ではなく、事業に手を出して失敗するものも多くいます。しかし、賃貸物件の経営は、専門的な技量は必要ありません。事業形態も確立しているので、難しい経営ノウハウも必要ありません。唯一必要な資源は、物件の立地です。立地の良い場所に敷地が確保してあれば、それだけで事業が可能です。賃貸物件の経営は立派な事業です。給与生活者として一生を終えるのではなく、経営者の仲間入りをすることは、人生のステージを上げてくれます。

収支計算での事業性の確認が先決

アパート経営は、立地の良い場所に賃貸物件を所有する必要があります。事業が採算に合うかを知るのは、事前に収支計算を行い、事業性を確認する必要があります。収支計算のためのアプリケーションソフトも市販されており、自分で収支計算を行うことが可能です。自ら、借入金や借入金利、借入期間と建築費などの設定を行い、収支計算をすることで、収益を上げるためにはどの勘定項目が影響するかが理解できるようになります。収支計算を会計士に依頼する方法や、銀行に任せる方法もありますが、自分で数値をつかんでおくことは、事業の成功を実感するのに役立ちます。事業を始めるにあたっては金融機関との調整が必要です。金融機関が融資を決めて、初めて事業が現実味を帯びます。信頼できる金融機関とのつき合いが欠かせません。

建物を建築するための業者選びの注意点

賃貸物件の建物を建てる場合、業者選びが大切となります。建物を建てるには二つの方法があります。アパート建築を専門に行う業者や建設会社に直接建築を依頼する方法、設計を設計事務所に、施工を建設会社に分けて依頼する方法の二つです。直接業者に依頼する方法は、余計な手間が省けて安心できます。しかし、事業主が建築や経営に対しての知識が少ない場合は、業者の言うままになってしまう可能性があります。設計を設計事務所に依頼すると、工事費のチェックを行った上で、適切な業者を選択してくれます。専門家が工事内容をチェックすることで、無駄な仕様を抑えることができます。建築費をいくらにするかは経営そのものに大きく影響します。初期投資をなるべく抑えるのが、事業成功の秘訣です。